霧ヶ峰ADVANCE取付工程

三菱・霧ヶ峰ADVANCEをマンションに取付する際の参考例をご覧ください。

まずは完成イメージの確認

室内機

三菱・霧ヶ峰ADVANCE完成イメージ:室内機

室内化粧カバー

三菱・霧ヶ峰ADVANCE完成イメージ:室内化粧カバー

室外機

三菱・霧ヶ峰ADVANCE完成イメージ:室外機

※マンション規定により室外機は天吊り金具を使用して設置しております。

化粧カバー + 排水塩ビ管仕上げ

三菱・霧ヶ峰ADVANCE完成イメージ:化粧カバー + 排水塩ビ管仕上げ

設置工程 その1:「背板」×「室内化粧カバー下地」

「背板」×「室内化粧カバー下地」

(1)マンション特有の構造に合わせてエアコン室内機据付板を取り付けします。
※マンションはエアコン用の穴が用意されているのが一般的です。

(2)取り付けた据付板に合わせて化粧カバーの下地を設置していきます。

設置工程 その2:「化粧カバー下地」×「設置」

設置工程 その2:「化粧カバー下地」×「設置」

(1)室内機から室外機まで一番外観の良い配管ルートが決まったら、化粧カバー下地を設置していきます。また、マンション規定によって室外機の設置方法が定められている場合がございますので予めご確認くださいませ。

(2)コンクリート壁のマンションは戸建と比べ細かい部分で非常に手間暇掛かるのも特徴の一つです。コンクリートには直にビスを打ち込めないため、その都度ビスを打つ下地を作る必要があるのです。この細かな作業一つ一つの積み重ねが工事全体のクオリティを左右します。

設置工程 その3: 「部屋またぎ」×「化粧カバー下地」

慎重に加工し、化粧カバー下地を設置します。

(1)今回の難所、部屋をまたぐ室内カバーです。既存の穴の距離が近すぎるためそのままでは設置できず、手作業で加工する必要がございます。

(2)寸法に合わせて慎重に加工し、化粧カバー下地を設置していきます。

設置工程 その4: 「配管」×「設置」

設置工程 その4: 「配管」×「設置」2

(1)化粧カバー下地に合わせて配管を通していきます。

設置工程 その4: 「配管」×「設置」1

(2)霧ヶ峰ADVANCEは容量の大きいエアコンなため太い配管を使用します。

POINT

配管を慎重に曲げながらゆっくり通して行くのですが、その際、折れ曲り防止のために太い配管内部にプラスチック製のチューブを入れて曲げていきます。

今回のように配管ルートが複雑な場合、最後にこのチューブを抜くのが中々大変な作業で、この日、まるで「おおきなかぶ」を引き抜くように大の大人二人が汗だくになりながら引き抜きました…。

設置工程 その5:「室内機」×「取り付け」

設置工程 その5:「室内機」×「取り付け」

据付板にエアコンを取り付け、配管を接続します。
※クロスを汚さないように紙が貼ってあります。

設置工程 その6:「室外機」×「真空引き」

設置工程 その6:「室外機」×「真空引き」

室内機・室外機に配管を接続後、エアコン性能が最大限発揮できるよう配管内部の「真空引き」をします。この作業によりエアコンの血管ともいえる配管内部の空気、水分、ホコリといった異物が完全に排出され、冷媒ガスの循環が良くなります。

POINT
真空引きの機械が高額な上、専門知識が必要で手間暇かかるためなのか、ちまたには真空引きをしない業者さんや標準工事にこの作業が含まれていないことがございます。しかし、冷媒ガスを扱うエアコンには必ず真空引きをしなければいけません。ではなぜ真空引きをしない業者さんがいるのか。それは真空引きをしなくてもエアコンは普通に稼働してしまうため、果たしてきちんと真空引きをしたのか確認できないからです。真空引きをしないエアコン工事は典型的な手抜き工事ですのでくれぐれもお気をつけください。

設置工程 その7:「ガス漏れ」 × 「チェック」

設置工程 その7:「ガス漏れ」 × 「チェック」

配管繋ぎ口からガス漏れしていないかチェックしていきます。この作業はエアコンの初期不良も発見できるため非常に大切な作業の一つです。

エアコンには生産ラインの異なる「量販モデル」と「住設モデル」がございますが、量販モデルに比べ住設モデルの方が寿命が長くしっかりと作られています。特に量販モデルの場合、室内機・室外機内部からガス漏れしていたり、接続ナット不良ということがよくございますのでガス漏れチュックは欠かせません。

設置工程 その8:「室内化粧カバー」 × 「仕上げ」

設置工程 その8:「室内化粧カバー」 × 「仕上げ」

室内化粧カバーを設置・調整していきます。

設置工程 その9:「排水」×「処理」

設置工程 その9:「排水」×「処理」

(1)最後に排水処理をして完成です。

(2)水浸しにならないように塩ビ管で排水処理しております。外観も良くなり、耐久性もホース状のものより抜群に良くなります。

※マンション規定によって排水方法が定められている場合がございますので予めご確認くださいませ。

POINT
「どうしてベランダの排水は、『排水ホース』ではなくて塩ビ管の方が良いのですか??」というご質問を頂きます。エアコンから排水される水は水道水と異なり、カビや菌が多く含まれているため水垢・コケ・カビといった汚れが付きやすくなります。そこで耐久性のよい塩化ビニル製パイプで排水溝まで直接水を流してやるのです。こうするとエアコンの排水によってベランダやコンクリが汚れることがございません。また、かなりの量の水が流れるため、ベランダで洗濯物を干しているときなど水溜まりがストレスになる方もいらっしゃいます。以上のようなことからベランダやコンクリには塩ビ管を使用した排水をお勧めしております。

霧ヶ峰ADVANCE・詳細完成写真

1. 室内機

室内機

2. 室内化粧カバー

室内化粧カバー

3-1. 「室外機」×「塩ビ管」×「排水」

「室外機」×「塩ビ管」×「排水」

※マンションは戸建てと比べ気密性が非常に高く、気圧差で排水ホースからポコポコと音が鳴らないようにエアカットバルブを装着しております。

3-2. 「室外機」×「塩ビ管」×「排水」

 「室外機」×「塩ビ管」×「排水」
おわりに

※霧ヶ峰ADVANCEは室内機・室外機ともに通常のものと比べて大きく、「いざ室内機・室外機を設置しようとしたら寸法が合わず付けられない、設置できない」ということがございます。 霧ヶ峰ADVANCEの設置をご検討のお客様には、「エアコンの容量」から「適切な設置場所」まで無料でアドバイスさせて頂きますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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